专利摘要:
支持物体上への簡易ベッド(cot)の前進に伴い1以上の脚を折り畳むことのできる簡易ベッドが開示される。簡易ベッドは、フレーム及び脚を備えた車輪付き運搬機、及び脚部解放組立体を含む。脚部解放組立体は、接触部材、少なくとも1つの脚に解放可能に係合する脚部解放部材、及び接触部材と脚部解放部材を作動可能に接続したリンク部材を含む。接触部材は、圧力感応性であり、且つ接触部材への加圧により作動する。脚部解放部材は、接触部材の作動により少なくとも1つの脚をそれとの係合から解放する。少なくとも1つ脚は、脚部解放部材との係合の解除によりフレームに対して折り畳める。
公开号:JP2011508655A
申请号:JP2010542323
申请日:2009-01-07
公开日:2011-03-17
发明作者:ケンブリッジ,アラン;ブロードレイ,ギャビン
申请人:ファーノ−ワシントン・インコーポレーテッド;
IPC主号:A61G1-02
专利说明:

[0001] 本発明の実施の形態は、概ね、緊急車両(emergency vehicles)で患者を搬送する際に使用される緊急簡易ベッド(emergency cot)に関し、特に、折り畳み式脚部を備えた車輪付き運搬機と、少なくとも1つの折り畳み式脚部を自動的に折り畳みできる脚部解放組立体(leg release assembly)とから構成される、転動式の簡易ベッド(roll-in cot)に関する。]
背景技術

[0002] 転動式の緊急簡易ベッドは、本明細書では簡易ベッドと称するが、救急車、ライトバン、ステーション・ワゴン、モジュール式緊急車両、航空機、ヘリコプター等の様々な形式の緊急車両へ転入し得るように構成される。転動式の簡易ベッドをこのような車両に積載可能にするために、簡易ベッドは、通常、緊急車両における車台(platform)の高さと同じ高さに負荷車輪(load wheel)を備えるように構成される。]
[0003] 積載する際に、転動式の簡易ベッドの前脚次いで後脚が、折り畳まれ、転動式の簡易ベッドの担架又は他の患者支持部の下方に位置される。前脚が折り畳まれると、負荷車輪は体重を簡易ベッドの先端部に引き継ぐものの、後脚を折り畳んだ後に、転動式の簡易ベッドを更に車台に押し付けている時には、操作者は、患者及び転動式の簡易ベッドの両方の重量の一部を簡易ベッドの後端部で、まだ支持する必要がある。積載時に操作者の簡易ベッドを支持し押し進める能力は、操作者が回動脚の折り畳みを生じさせるようにハンドルを操作する必要があることにより、更に複雑である。]
発明が解決しようとする課題

[0004] 緊急簡易ベッドの多くの形態では、通常、積載時に操作者が緊急簡易ベッドの後端をかなりの時間支持する必要のある単一のハンドル操作によって、前後脚が折り畳まれる。他の形態では、前後脚用に別々のハンドルが設けられている。前後脚の操作に別々のハンドルを設けることにより、それぞれのハンドル操作と車台に向かって更に押し込まれる簡易ベッドとでまず前脚が作動され、後脚の折り畳み前に前脚が中間位置で前脚に取り付けられた車輪に支持されるようになる。このようにして、簡易ベッド及び患者のより大きい重量が車台及び後脚で支持される間は、操作者はより小さい重量を支持するだけでよく、力のモーメントも軽減される。]
[0005] しかしながら、患者を緊急救助車両に積載中にそれぞれのハンドルを順次操作する際に付加される複雑さは、しばしば扱いにくく、それぞれのハンドルに順序を外れた操作をもたらす可能性があり、これにより、操作者は予期することなく患者及び簡易ベッドの重量を支持しなければならなくなる。]
[0006] 所望の順序で簡易化された前後脚の折り畳みを可能にし、且つ、上述の1以上の不都合を克服又は改善する、簡易ベッドを本発明が提供するのは、上述の背景に対してである。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明の一実施の形態によれば、簡易ベッドは車輪付き運搬機及び脚部解放組立体を含む。車輪付き運搬機は、フレームと、フレームに回動可能に接続された前脚と、フレームに回動可能に接続された後脚とを含む。脚部解放組立体は、車輪付き運搬機に回動可能に接続された接触部材と、前脚及び後脚の少なくとも1つに解放可能に係合する回動可能な脚部解放部材と、接触部材と脚部解放部材を作動可能に接続したリンク部材とを含む。接触部材は、圧力感応性であり、且つ、加圧により作動する。脚部解放部材は、接触部材の作動により前脚及び後脚の少なくとも1つから離脱するように回動する。前脚及び後脚の少なくとも1つは、脚部解放部材からの離脱によりフレームに対して折り畳まれる。]
[0008] 本発明の様々な実施の形態の上述及びその他の特徴は、以下の詳細な解説から及び添付の図面と共に明らかになるであろう。本発明の以下の様々な実施の形態における詳細な説明は、添付の図面を併せて読み取るとき、最も良く理解することができる。図面においての同様の構成は同じ参照番号で示される。]
図面の簡単な説明

[0009] 本発明の一実施例の簡易ベッドの側面斜視図。
本発明の別の実施例における簡易ベッドの脚部解放組立体の上面斜視図。
本発明の別の実施例における簡易ベッドの脚部解放組立体の接触部材の側面斜視図。
本発明の別の実施例における簡易ベッドの脚部解放組立体の脚部解放部材の上面斜視図である。]
実施例

[0010] 図面に記載の実施例は、本質的に事例であり、特許請求の範囲により定義された本発明を限定するためのものではない。更に図面及び本発明の個々の態様は、詳細な説明に照らすと、より一層十分に明らかになり且つ理解されるであろう。]
[0011] 本発明の実施例は、一般に、患者を緊急車両に搬送する転動式の簡易ベッドに関する。まず図1を参照すると、脚を引き伸ばした簡易ベッド10が図示される。簡易ベッド10は、車輪付き運搬機12及び脚部解放組立体14を含む。車輪付き運搬機12は、簡易ベッド10の操作、特に緊急車両11内へ又は車両11からの操作を容易にするよう機能する。車輪付き運搬機12は、フレーム16、前脚18、後脚20、及び対向する一対の側部フレーム部材22,24を含む。フレーム16は、前後脚18,20により支持され、様々な形態の中のいずれか1つで備え付けられ得る。簡易ベッド10は、また、患者の搬送に使用できるように、フレーム16の上面に取り付けられ得る患者支持部26を含むことができる。患者支持部26は、見ることのできる担架の形態であっても、あるいは、簡易ベッド10のフレーム16に取り外せないように固定される、分割された担架の形態であってもよい。] 図1
[0012] フレーム16は、また、患者の搬送に関連することのある医療器械又はその他の装置を取り付けるために、クランプ、留め金、凹部、チャンネル等の備えを含むことができるが、これらに限定されるものではない。例えば、フレーム16は、酸素ボンベ又は心臓監視装置を保持する入れ物を含むことができる。更に、フレーム16は、後により詳細に説明するが、通常、車輪付き前部担架組立体30及び車輪付き後部担架組立体を含み、これらは前後脚18,20の回動を容易にする。更に、フレーム16は、緊急車両への簡易ベッド10の積載を容易にするために、高さが調節可能である。例えば、前後脚18,20のそれぞれの長さ及び/又は位置を調節して、地表に対してフレーム16の高さを変更することができる。]
[0013] 前後脚18,20は、通常、特に患者を支える時に簡易ベッド10に安定性を与える、一対の脚18A,18B及び20A,20Bをそれぞれ含む。しかし、車輪付き運搬機12は、一対の後脚20A,20Bを備えた1つの前脚18、一対の前脚18A,18Bを備えた1つの後脚20、又は1つの前脚18及び1つの後脚20の両方を含んでもよい、と考えられる。更に、一実施の形態では、フレーム16に対して折り畳まれると、前後脚18,20が入れ子式幾何学的配置(nested orientation)をとるように、一対の前脚18A,18Bは、一対の後脚20A,20Bよりも大きな又は小さな間隔で隔てられる。またしかし、前後脚18,20を前方方向又は後方方向に折り畳むことができる、と考えられる。]
[0014] 前後脚18,20は、通常フレーム16の下側に回動可能に接続される。これにより、前後脚18,20は、本明細書においてより詳細に説明するように、回動するとフレーム16に対して折り畳める及び引き伸ばすことができる。一実施の形態では、前後脚18,20のそれぞれの対は、フレーム16の近位に位置する脚18,20のそれぞれの対の各端部を介して、フレーム16の幅を広げるバーを用いて、フレーム16に接続される。更に、脚18,20のそれぞれの対は、これらの各脚間に伸びるそれぞれの筋交い部材で安定化され得る。]
[0015] 更に、それぞれの脚18,20はがに股形であってもよい。即ち、一対の前脚18が前方に曲げられ、一対の後脚20が後方に曲げられる。また、脚18,20のそれぞれの対から支柱(strut)が伸びていてもよく、フレーム16に対して引き伸ばされた脚18,20を保持するために、支柱はフレーム16を係止することができる。また、脚18,20はフレーム16から垂直に伸びてもよい、と考えられる。]
[0016] 図1に示すように、前脚18A,18Bは、横木19に回動可能に取り付けられたフレーム16の近位に各端部が位置する、前部支持部材38A,38Bをそれぞれ含むことができる。一実施の形態では、横木19は、車輪付き前部担架組立体30を介して各端部に支持される。各車輪付き担架組立体30は、それぞれの軌道31に摺動可能に取り付けられる。各軌道31は、概ね側部フレーム部材22,24の内側対向面に沿って、フレーム16に取り付けられる。各車輪付き前部担架組立体30は、横木19の各端部が支持される支持取付け具33を有する。各支持取付け具33は、ひいては各レール31によって支持されるローラ又は車輪35(図4に図示)を回動可能に取り付ける。] 図1 図4
[0017] 図4が最も良く示すが、フレーム16から遠位に位置する前部支持部材38A,38Bの各端部が、横架支柱(cross-support)40に回動可能に取り付けられ、支柱40は前脚18A,18Bの各前部フレーム部材28A,28B間に取り付けられる。各軌道31A,31Bに沿ってこれらの軌道を通る車輪付き担架組立体30A,30Bの摺動運動により、前部支持部材38A,38Bが横木19の周りを回動している間、前部フレーム部材28A,28Bの近位端がヒンジの周りを回動して、フレーム16に対して前脚18A,18Bを折り畳み又は引き伸ばしできるように、フレーム16の近位に位置する前部フレーム部材28A,28Bの各端部は、ヒンジ又は他の回動可能若しくは回転可能な接続金具を介して、フレーム16に回動可能に接続され得る。] 図4
[0018] 一実施の形態では、前部支持部材38A,38Bの端部が横木19に回動可能に取り付けられるのと同様に、前部フレーム部材28A,28Bの近位端を接続するために、また、車輪付き運搬機12に更なる支持を与えるために、横木(図示せず)を用いてフレーム16の幅を広げることができる。更に、フレーム16から遠位の前部フレーム部材28A,28Bの各端部に、前部接続金具32A,32Bを前輪34A,34Bに接続することができる。前輪34A,34Bは、足踏みロック部材36付きの慣用のキャスター車輪であってもその他の車輪であってもよい。]
[0019] 車輪付き担架組立体30は軌道31に沿って双方向に摺動できることが好まれる。このようにして、前脚18A,18Bの折り畳みに伴って、これらがフレーム16の下方に折り畳めるように、横木19を介して接続された支持部材33A,33Bが、解放状態において、フレーム16の先端60に近接した位置から軌道31に沿った位置の周りにまで、軌道31A,31Bに沿って摺動する。これは全体的に符号62で示される。逆に、緊急車両11から簡易ベッド10を取り出す時などに脚18A,18Bを引き伸ばすと、図4に示す固定状態に戻るまでは、支持部材33A,33Bが各軌道31A,31Bに沿って摺動するようになり、これにより簡易ベッド10を図1に示す立ち上げ状態に固定する。] 図1 図4
[0020] 同様に、図1に示すように、後脚20A,20Bは、フレーム16の近位に位置する各端部が後部横木53に回動可能に取り付けられた、後部支持部材52A,52Bをそれぞ含むことができ、後部横木は一対の車輪付き後部担架組立体(図示せず)間に取り付けられる。車輪付き後部担架組立体は車輪付き前部担架組立体30と同様であるので、簡略化のため、更なる開示を行わない。更に、車輪付き後部担架組立体が軌道31に沿って摺動するかさもなければ双方向に移動できるように、各車輪付き後部担架組立体は軌道31と同様の軌道(図示せず)を利用する。これにより、後脚20A,20Bの後部支持部材52A,52Bは、横木53が車輪付き後部担架組立体を介して軌道に沿って移動すると、横木53の周りを回動することができる。] 図1
[0021] このように、後脚20の引き伸ばしに伴って、車輪付き後部担架組立体が、簡易ベッドの後端64に近接する位置から、例えば前脚解放部材70(図4)と同様の少なくとも1つの脚部解放部材が各車輪付き担架組立体に係合する位置に、軌道に沿って摺動するかさもなければ移動する。これにより、図1が示すように、後脚20がフレーム16に対して引き伸ばされた状態に固定される。逆に、後脚20の折り畳みに伴って、作動可能に接続された車輪付き後部担架部材は、後脚20がフレーム16の下方に折り畳めるように、フレーム16の後端64に近接する各軌道に沿って摺動するかさもなければ移動する。後部支持部材52A,52Bは、フレーム16から遠位の各端部が、後脚20A,20Bの後部フレーム部材42A,42Bに接続され得る。] 図1 図4
[0022] 一実施の形態では、後部支持部材52A,52Bが軌道31に沿って回動する間、後部フレーム部材42A,42Bの近位端がヒンジ44A,44Bの周りを回動して、フレーム16に対して後脚20A,20Bを折り畳み又は引き伸ばしできるように、フレーム16の近位に位置する後部フレーム部材42A,42Bの各端部は、ヒンジ44A,44B又は他の回動可能若しくは回転可能な接続金具を介して、フレーム16に回動可能に接続され得る。別の実施の形態では、後部フレーム部材42A,42Bの近位端と各ヒンジ44A,44Bとを接続する、フレーム16の幅を横木46が広げて、車輪付き運搬機12に更なる支持を与えることができる。]
[0023] 更に、フレーム16から遠位の後部フレーム部材42A,42Bの各端部に、後部接続金具50A,50Bを後輪48A,48Bに接続することができる。後輪48A,48Bは、足踏みロック部材36付きの慣用のキャスター車輪であってもその他の車輪であってもよい。更に、後脚20A,20Bは、これらに追加の強度及び安定性を与える横架支柱54A,54Bを含むことができる。一実施の形態では、後部支持部材52A,52Bのフレーム16から遠位の各端部は、横架支柱54Bに回動可能に接続される。]
[0024] 図1に示すように、車輪付き運搬機12は、1以上の簡易ベッド支持体56A,56B,56C,56D,56Eを更に含むことができる。簡易ベッド支持体56A,56Bには、慣用の支持取付け具58をフレーム16に取り付けることができ、また、車軸57を接続することができる。なお、前記取付け具58は、フレーム16の先端60に近接する側部フレーム部材22,24に取り付けられる。車軸57は、一方の側部フレーム部材22,24から他方の側部フレーム部材22,24まで、必ずしも完全に伸びる必要はない、と考えられる。図示の実施例では、簡易ベッド支持体56A,56Bは装填車輪(loading wheel)から構成される。しかし、他の実施例では、簡易ベッド支持体56A,56Bは、ローラ、滑りブロック(skid block)、レール、段差板(bump plate)等から構成されてもよい、と考えられる。] 図1
[0025] フレーム16の先端60に近接して設けられた簡易ベッド支持体56A,56Bの他に、又はこれとは別に、フレーム16の中央部62及び/又はフレーム16の後端64に近接して簡易ベッド支持体を設けてもよい。簡易ベッド支持体56A,56Bは、図1に示すように、支持物体66に向かって前進している時、簡易ベッド10の重量を実質的に支えるために使用され得る。支持物体66は、緊急車両11の車台であっても、簡易ベッド10を支持できる他の任意の物体であってもよい。] 図1
[0026] 簡易ベッド10の脚部解放組立体14は、フレーム16に対する前脚18及び後脚20の少なくとも1つの折り畳み能力を制御する。より具体的には、一実施の形態において、脚部解放組立体14は、前脚18及び後脚20の少なくとも1つが脚部解放組立体14から離脱する前に、折り畳めないよう機能する。]
[0027] それ故に、脚部解放組立体14は、一実施の形態では前後脚18,20の一方の折り畳み能力、あるいは、別の実施の形態では前後脚18,20双方の折り畳み能力を制御できる、と考えられる。単一の脚部解放組立体14は、前後脚18,20双方の折り畳み能力を制御できる、と更に考えられる。更に、かかる折り畳みは実質的に同時に起こり得るか、あるいは、フレーム16の先端60及び支持物体66への前脚18の前進中に、体重のかかる簡易ベッド10を後脚20が支持できるように、後脚20の折り畳みは前脚18の折り畳みから遅延して又は幾分遅延して起こり得る、と考えられる。]
[0028] 図2に示すように、脚部解放組立体14は、車輪付き運搬機12に回動可能に接続された接触部材68と、前後脚18,20の少なくとも1つに作動可能及び解放可能に係合する脚部解放部材70と、接触部材68と脚部解放部材70を作動可能に接続したリンク部材72とを含む。接触部材68は、圧力感応性であり、且つ、加圧により作動して脚部解放部材70を作動させる。脚部解放部材70の作動により、その脱離を引き起こして、前後脚18,20の少なくとも1つがフレーム16に対して折り畳めるようになる。] 図2
[0029] より具体的には、図1〜図3に示すように、接触部材68は、概ね、バンパー74と、これを車輪付き運搬機12に回動可能に接続するプレート76とを含む。プレート76は、支持物体66(図1に示す緊急車両11の車台等)に向かう簡易ベッド10の前進により支持物体66と接触するように、バンパー74を位置付ける。プレート76は、これは通常、備え付けられているならば簡易ベッド支持体56A,56Bに、又は簡易ベッド支持体56A,56Bを支持する車軸57に回動可能に接続されるが、即ちフレーム16の先端60に近接して位置するが、加圧により、通常支持物体66との接触により、簡易ベッド支持体56A,56Bとプレートの接続部、又は車軸57、又はフレーム16の周りをバンパー74が回動できるようにする。] 図1 図2 図3
[0030] これにより、一実施の形態では、接触部材68が作動すると、支持物体66への簡易ベッド10の前進により前脚18の自動的な折り畳みが可能になり、操作者は、脚部解放部材70に作用する解放ハンドルを手動で操作する必要がない。より具体的には、接触部材68の作動に伴って、リンク72の後方運動により、その時固定していた前脚18から脚部解放部材70が離脱し、これにより、簡易ベッド10が支持物体66に向かって前進している時、前脚18がフレーム16に対して折り畳み可能になる。別の実施の形態では、同様の脚部解放組立体を設けて、簡易ベッド10が支持物体66に向かって前進している時、同様にフレーム16に対する後脚の折り畳みを可能にしてもよく、操作者は、引き伸ばし姿勢で後脚を固定している、脚部解放部材に作用する解放ハンドルを手動で操作する必要がない。]
[0031] 前述のように、接触部材68は、圧力感応性であり、これに圧力を加えると作動する。逆に、接触部材68はこれへの加圧を解除すると作動を停止する、と一実施の形態では考えられる。一実施例では、図3に示すように、加圧による作動に伴い、接触部材68は、簡易ベッド支持体56A,56Bとの接続部、又は車軸57、又は車輪付き運搬機12のフレーム16に対して、反時計回りに回転する。逆に、作動の停止に伴い、接触部材68は、その後の支持物体66との接触のために所定の位置に戻れるように、簡易ベッド支持体56A,56Bとの接続部、又は車軸57、又は車輪付き運搬機12のフレーム16に対して、時計回りに回転することができる。] 図3
[0032] しかし、作動及び/又は作動の停止により、接触部材は、車輪付き運搬機12との接続部に対して、それぞれ時計回り及び反時計回りに回転するかさもなければ回動できる、と一実施の形態では考えられる。更に、接触部材68はバネから構成されてもよい、と別の実施の形態では考えられる。接触部材68のバネは、例えば、接触部材68に圧力を加えると緊張することができ、接触部材68への加圧を解除すると弛緩することができる。このようなものとして、バネが弛緩すると、バネは、その後の支持物体66との接触のために接触部材68を所定の位置に戻し、また、リンク部材72により、脚部解放部材70を回動させて、これを前脚18又は後脚20に係合させることができる。]
[0033] 一実施の形態では、脚部解放部材70は、側部フレーム部材22,24にか、それとも車輪付き担架組立体にか、又はその他のどこであれ、通常、車輪付き運搬機12に回動可能に接続される。これにより、脚部解放部材70は、車輪付き運搬機12との接続部に対して回転して、前後脚18,20の少なくとも1つを作動させるために解放する(動けるようにする)ことができる。しかし、脚部解放部材70は、さもなければ、車輪付き運搬機12との接続部に対して回動して、前後脚18,20の少なくとも1つを作動させるために解放することができる、と別の実施の形態では考えられる。]
[0034] 図2の一実施例では、脚部解放部材70は通常ピン80を含む。一実施の形態では、ピン80は、前脚(図示せず)に回動可能に接続されると共に、軌道81により摺動可能に支持される少なくとも1つの支持部材(図示せず)に係合及び離脱する。より具体的には、一実施の形態では、ピン80は支持部材の穴又は凹部を通って支持部材に係合する。これにより、係合すると、ピン80は支持部材の動きを拘束し、このようなものとして、支持部材に接続される前脚18の折り畳みを阻止する。逆に、接触部材68の作動により、支持部材の穴又は凹部からピン80を後退させると、支持部材の動きが可能になり、ひいては前脚18の折り畳みが可能になり、操作者は、脚部解放部材70が前脚18の固定を解除するよう機能する、解放ハンドルを手動で操作する必要がない。] 図2
[0035] このように、通常ピン80を軌道81に対して前進させたり後退させたりして、前脚18の動きを許容又は拘束することができる。また、別の実施の形態では、脚部解放組立体70は、前脚18に代えて後脚20の動きを制御するよう機能する、と考えられる。更に他の実施の形態では、後脚20の動きを制御するために、装置70と同様の追加の脚部解放組立体が設けられる。]
[0036] 一実施の形態では、ピン80はバネ付勢される。バネは、前脚18が又は別の実施の形態では後脚20が折り畳み可能になるように、例えば、接触部材68の作動によるピン80の後退に伴って、緊張することができる。また、バネは、ピン80を前進させて支持部材と係合するように、弛緩することができ、これにより、支持部材の動きを拘束し、前脚18又は別の実施の形態では後脚20の折り畳みを阻止する。]
[0037] 図2に示す一実施例では、脚部解放部材70は、ピン80の他にアクチュエータ機構86を含む。ピン80はアクチュエータ機構86に接続され、機構86はリンク部材72に接続される。接触部材68の作動によりリンク部材72が回動し、これはアクチュエータ機構86を回動させる。接触部材68の作動によるアクチュエータ機構86の回動は、支持部材からピン80を離脱させ、これにより、前脚18が又は別の実施の形態では後脚20が折り畳み可能になる。] 図2
[0038] 脚部解放部材70は、ピン80に代わる別の方法では、ラッチ、フック、爪、又は、それぞれの脚の動きを確実に拘束する本明細書に記載のピン80の目的を果たし得るその他の装置を含むことができる、と考えられる。例えば、図4に示す別の実施例では、一対の脚部解放部70が設けられる。各脚部解放部材70は、軌道31に沿った車輪付き担架機構30の動きを阻止及び許容するために、機構30に設けられたピン80を係合及び離脱するように回動できる、フック・ラッチ82を含む。] 図4
[0039] 更に、脚部解放部材70はバネ78を含むことができる。バネ78は、ラッチ82の回動により緊張して、車輪付き前部又は後部担架組立体との係合からこれを離脱させることができ、そして、ラッチ82の回動により弛緩して、車輪付き前部担架組立体又は別の実施の形態では車輪付き後部担架組立体を係合させることができる。ここで、バネ78の弛緩は、接触部材68が支持物体66により加えられる圧力から解放されると、リンク部材72を介して、接触部材68を作動停止状態に回動させることができる。]
[0040] また、脚部解放組立体は安全装置(safety catch)を含むことができる。安全装置は、その事前の解除なしでは、前脚又は後脚を折り畳みできなくするために、フック、爪、ピン、又は、前脚若しくは後脚に又はこれに接続される回動可能な部材に係止できるその他の器具として、設けられ得る。安全装置は、また、接触部材の作動によっても、安全装置に係止する前脚又は後脚を折り畳めなくすることができる。安全装置は、前脚又は後脚が係止された状態と前脚又は後脚が離脱された状態との間を回動するように、通常、車輪付き運搬機に回動可能に接続される。離脱した時に接触機構が作動すると、前脚又は後脚が折り畳めるように、解放ハンドルを設けて、安全装置の回動を係止された状態と離脱された状態の間に制御することができる。]
[0041] 更に、図4に示すように、それぞれの脚18又は20を手動で折り畳むために、脚部解放組立体14は、各脚部解放部70を解放すべく、操作者により手動で作動される解放ハンドル88を含むことができる。解放回動バー90が、解放ハンドル88に接続され、例えばケーブル引き線91を介して、両方のフック・ラッチ82に作動可能に接続される。従って、このようにして、操作者が解放ハンドル88を引くと、解放回動バー90の運動を引き起こして、ひいては両方のフック・ラッチ82をそれぞれのピン80から離脱させ、これにより、それぞれの脚がフレーム16に対して折り畳み可能になる。当然のことながら、手動での作動に好都合な車輪付き運搬機12のいずれかの位置に、ハンドル88を配置することができる。] 図4
[0042] 他の実施の形態では、同様の手動式解放機構(即ち、解放ハンドル88、回動バー90、引っ張りケーブル91)が、後脚20に付設される脚部解放部を手動で解放するように設けられる。このようなものとして、車輪付き前部又は後部担架組立体から離脱させるように、解放ハンドル88を作動して脚部解放部材70を回動し、接触機構68の作動とは無関係に、前脚18又は後脚20を折り畳み可能とすることができる。このようなものとして、接触機構68の作動又は解放ハンドル88の作動のいずれかにより、前脚18及び後脚20の少なくとも1つを折り畳み可能にすることができる。別の実施の形態では、解放ハンドル88は、前後脚18,20の少なくとも1つを折り畳み可能にするために、脚部解放部材70若しくは安全装置又は双方を直接又は間接的に回動するよう機能してもよい、と考えられる。]
[0043] 一実施の形態では、前脚18の折り畳みを制御する脚部解放部材70は、接触部材68により前脚18を自動的に解放するよう機能し、一方、後脚20に付設される別の脚部解放部材70は、接触部材68よりはむしろ解放ハンドル88により、後脚20の折り畳みを制御するよう機能する。このようなものとして、一実施の形態では、簡易ベッド10の前脚18が前述のように自動的に折り畳まれ、そして、簡易ベッドが支持物体66に向かって前進して、簡易ベッドもまた車輪56Cにより支持物体上に支持された後に、簡易ベッド10の操作者は、その時、後脚20を折り畳み可能にする解放ハンドル88と同様の解放ハンドルを作動する。]
[0044] 車輪56A,56B及び一対の車輪56Cにより簡易ベッドが支持物体66上に支持された状態で、後脚が折り畳みのために解放されると、操作者には簡易ベッド10の総重量の約10%を支持するだけでよいことが好まれる。この重量の低減量は緊急車両11への簡易ベッドの積載の容易さをかなり改善し、支持物体66に向かって簡易ベッド10が更に前進すると、後脚20を折り畳んで、支持物体66に向かう簡易ベッド10の前進の完了を容易にする。]
[0045] しかしながら、第二脚部解放組立体を含む簡易ベッドの他の実施の形態では、以下により詳細に説明するように、支持物体66に向かって簡易ベッド10が更に前進する(操作者による手動又は簡易ベッド積載装置による自動的のいずれかで)と、第二接触部材が作動して、後脚20の折り畳みを可能にし、支持物体66に向かう簡易ベッド10の前進の完了を容易にするので、解放ハンドル88の操作は不要である。また、この後者の実施の形態では、積載中に一連の解放ハンドル操作を行う必要がないため、緊急車両への簡易ベッドの積載の容易さが向上する。]
[0046] 簡易ベッド10は、接触部材68が作動されると、前脚18及び後脚20の少なくとも1つが、引き伸ばされた状態から単に解放されるというよりは、むしろ自動的に折り畳まれた状態に強いられ、支持物体66に突き当たると折り畳み可能にされるように、電動式であっても又は機械的に駆動されてもよい、と考えられる。更に、脚部解放部材70は、本明細書で説明するような接触部材68の作動により機械的に案内されるというよりは、むしろ脚18,20をこれらとの係合から解放するように、電気的又は電子的に指令されてもよい、と考えられる。例えば、一実施の形態では、支持物体66を一定の距離内で識別する近接センサを用いて、脚部解放部材70に指令を出し、車輪付き前部又は後部担架組立体を離脱させて、脚18,20を折り畳み可能にすることができる。]
[0047] 前述の通り且つ図2に示すように、リンク部材72は、通常、接触部材68と脚部解放部材70の双方に直接接続される。リンク部材72は、通常、接触部材68と脚部解放部材70を作動可能に接続する剛性のバーとして設けられる。このようなものとして、リンク部材72は、接触部材68及び脚部解放部材70の一方の回動を、接触部材68及び脚部解放部材70の他方の回動に変換するよう機能する。] 図2
[0048] より具体的には、リンク部材72は、接触部材68及び脚部解放部材70の一方の作動(activity)を、接触部材68及び脚部解放部材70の他方に変換するよう機能して、接触部材68及び脚部解放部材70の他方の作動が、前脚18及び後脚20の少なくとも1つの折り畳みを許容又は阻止する際に、接触部材68及び脚部解放部材70の一方の作動と連動する。接触部材68の作動には通常その作動及び作動の停止が含まれ、脚部解放部材70の作動には、通常車輪付き前部又は後部担架組立体の係合及び離脱が含まれる。]
[0049] 更に、簡易ベッド10は第二脚部解放組立体を含むことができる、と考えられる。このようなものとして、脚部解放組立体14については、前脚18の折り畳みを制御するように設けることができ、一方、第二脚部解放組立体については、後脚20の折り畳みを制御するように設けることができる。この第二脚部解放組立体は、車輪付き運搬機12に回動可能に接続された第二接触部材と、後脚20に解放可能に係合する第二脚部解放部材と、第二接触部材と第二脚部解放部材を作動可能に接続したリンク部材とを含む。接触部材68の作動と車輪付き前部担架組立体30からの脚部解放部材70の離脱とにより、前脚18がフレーム16に対して折り畳み、一方、第二接触部材の作動と車輪付き後部担架組立体からの第二脚部解放部材の離脱とにより、後脚がフレーム16に対して折り畳む。]
[0050] 第二接触部材は、支持物体66に向かう簡易ベッド10の前進により、前脚18及び後脚20が同時ではなく順次折り畳めるように、フレーム16の中央領域62近傍に位置付けされ得る。これは、緊急車両の車台等の支持物体に向かって簡易ベッド10を前進させる時、簡易ベッド10の操作者にかかる荷重及び圧力の量を軽減させる。しかし、前脚18及び後脚20が同時に折り畳めるように所望されるならば、そのように第二脚部解放組立体は位置付け又は設定され得る、と考えられる。更に別の実施例では、第二解放組立体は、例えば図4が示すように、一対の解放組立体70から構成されてもよい。] 図4
[0051] 更に別の実施の形態では、第二脚部解放組立体は、本明細書に説明される脚部解放組立体14とは異なって、設定されても又は作動してもよい。例えば、可能性のある1つの好適な第二脚部解放組立体は、発明の名称が「転動式の簡易ベッド」であり、且つ、共同所有で同時継続の米国特許第7,424,758号によって、説明される。この米国特許の開示は、参照により本明細書に完全に援用される。]
[0052] 以上に述べた説明に基づいて、次のように考えられる。脚部解放組立体14は、緊急車両の車台に向かって簡易ベッド10が前進する間、前後脚18,20の少なくとも1つを自動的に解放する。脚部解放組立体14は、全体的に簡易ベッド10内に収容され得る。脚部解放部材は、接触部材68の作動により、前後脚18,20の少なくとも1つをその係合から解放するように、回動される。接触部材68への十分な加圧により、接触部材68が緊急車両の積載領域/車台と接触すると、前後脚18,20の少なくとも1つの折り畳みが可能になる。接触部材の作動は、車輪付き担架組立体に係合する脚部解放部材70を回動して、前後脚18,20の少なくとも1つをフレーム16に対して引き伸ばし状態に固定する。]
[0053] 接触部材68又は多重接触部材68は、脚部解放部材70を回動して複数の脚18,20から同時に又は連続して脱離させる。一実施の形態では、ピン80が、接触部材68の回動により回動して、前脚18又は後脚20に接続された車輪付き担架組立体から後退し、脚18,20が折り畳み可能になる。そして、緊急車両11から簡易ベッド10を取り出す時、脚部解放組立体14は前述とは逆の順序で作動して、脚部解放部材70により再び係合されるようになった脚18,20の引き伸ばしが可能になり、簡易ベッド10の陸上搬送を容易にする。]
[0054] 更に、別の実施の形態は支持物体への簡易ベッドの積載方法を含む、と考えられる。この方法は、一般に、簡易ベッドを支持物体に向かって前進させ、簡易ベッドの車輪付き運搬機に回動可能に接続された接触部材を支持物体と接触させて、接触部材を回動及び作動し、ここで、接触部材の作動により、簡易ベッドの脚部解放部材が車輪付き運搬機の前脚から自動的に離脱して、前脚を折り畳み可能にさせ、そして、簡易ベッドを支持物体に向かって更に前進させて、後脚を折り畳む、ことを含む。]
[0055] 前記方法は、第二脚部解放部材を回動して車輪付き運搬機の後脚から離脱するように、解放ハンドルを作動して、後脚を折り畳み可能にさせ、そして、簡易ベッドを支持物体に向かって更に前進させて、後脚を折り畳むと共に、支持物体への簡易ベッドの前進を完了する、ことを更に含むことができる。別の実施の形態では、後脚から自動的に離脱して後脚を折り畳み可能にする、第二接触部材を使用することができる。]
[0056] 車輪付き運搬機12を含めた簡易ベッド10の特定の構成は、本発明の実施例に従って簡易ベッド10の脚18,20の折り畳みを自動的に可能にする、脚部解放組立体14を説明するためのものであることが理解されるべきである。脚部解放組立体14は、積載高さが調節可能な簡易ベッドを含め、簡易ベッドの配置が調節可能な多くの他の転動式の調節可能が簡易ベッドの使用に適応され得る。しかしながら、説明及び例示のために、図1に示す簡易ベッドの構成が用いられる。] 図1
[0057] 当業者は、本明細書に説明された実施例及び実施の形態が、これらの実施例及び実施の形態の精神及び範囲から逸脱することなく明白な様々な改良又は修正に従い得ることを理解するであろう。]
权利要求:

請求項1
車輪付き運搬機及び脚部解放組立体を含む簡易ベッドであって、車輪付き運搬機は、フレームと、フレームに回動可能に接続された前脚と、フレームに回動可能に接続された後脚とを含み、脚部解放組立体は、車輪付き運搬機に回動可能に接続された接触部材と、前脚及び後脚の少なくとも1つに解放可能に係合する回動可能な脚部解放部材と、接触部材と脚部解放部材を作動可能に接続したリンク部材とを含み、前記接触部材は、圧力感応性であり、接触部材への加圧により作動し、前記脚部解放部材は、接触部材の作動により前脚及び後脚の少なくとも1つから離脱するように回動し、前記前脚及び後脚の少なくとも1つは、脚部解放部材からの離脱によりフレームに対して折り畳める前記簡易ベッド。
請求項2
前記フレームが車輪付き前部担架組立体及び車輪付き後部担架組立体を含み、前記車輪付き前部担架組立体及び車輪付き後部担架組立体が、共通の軌道を共有し、且それぞれ少なくとも1つの回動部材を含み、前記前脚が車輪付き前部担架組立体の回動部材に回動可能に接続され、前記後脚が車輪付き後部担架組立体の回動部材に回動可能に接続される、請求項1に記載の簡易ベッド。
請求項3
前記脚部解放部材が、車輪付き前部担架組立体及び車輪付き後部担架組立体の少なくとも1つに解放可能に係合すると共に、接触部材の作動により、前脚及び後脚の少なくとも1つがフレームに対して折り畳めるように、車輪付き前部担架組立体及び車輪付き後部担架組立体の少なくとも1つから離脱する、請求項2に記載の簡易ベッド。
請求項4
前記脚部解放部材の回動により緊張して前後脚の少なくとも1つから離脱させると共に、脚部解放部材の回動により弛緩して前後脚の少なくとも1つに係合させる、バネを脚部解放部材が含む、請求項1に記載の簡易ベッド。
請求項5
前記前後脚の少なくとも1つに係合する脚部解放部材の回動により接触部材への加圧が解除されると、前記接触部材が作動を停止する、請求項4に記載の簡易ベッド。
請求項6
加圧による前記接触部材の作動に伴って緊張すると共に、加圧の解除による接触部材の作動停止に伴って弛緩する、バネを接触部材が含む、請求項1に記載の簡易ベッド。
請求項7
前記脚部解放部材が、接触部材の作動停止により前脚及び後脚の少なくとも1つに係合するように回動する、請求項6に記載の簡易ベッド。
請求項8
前記接触部材及び脚部解放部材の他方の作動が、前脚及び後脚の少なくとも1つの固定時又は固定からの解除時に、接触部材及び脚部解放部材の一方の作動に連動するように、前記リンク部材が接触部材及び脚部解放部材の一方の作動を接触部材及び脚部解放部材の他方に変換し、前記接触部材の作動が、該接触部材の作動及び作動停止を含み、前記脚部解放部材の作動が、前脚及び後脚の少なくとも1つの係合及び離脱を含む、請求項1に記載の簡易ベッド。
請求項9
前記接触部材が、支持物体への簡易ベッドの前進により支持物体と接触するように位置付けされ、支持物体への簡易ベッドの前進に伴う前記接触部材との支持物体の接触により、前脚及び後脚の少なくとも1つがフレームに対して折り畳めるように、接触部材が作動する、請求項1に記載の簡易ベッド。
請求項10
前記簡易ベッドが、車輪付き運搬機のフレーム上面に取り付けられた患者支持部を更に含む、請求項1に記載の簡易ベッド。
請求項11
前記車輪付き運搬機が、フレームの先端部に近接して接続された簡易ベッド支持部を更に含み、前記接触部材が該接触部材への加圧により簡易ベッド支持部に対して回動するように、接触部材が簡易ベッド支持部に回動可能に接続される、請求項1に記載の簡易ベッド。
請求項12
前記簡易ベッドが、フレームの中央領域及びフレームの後端部の少なくとも1つに近接して接続された1以上の簡易ベッド支持部を更に含む、請求項11に記載の簡易ベッド。
請求項13
前記脚部解放組立体が、接触部材の作動とは無関係に、前脚及び後脚の少なくとも1つをフレームに対して折り畳み可能に作動できる、解放ハンドルを更に含む、請求項1に記載の簡易ベッド。
請求項14
前記脚部解放組立体が、安全装置の解除前に、前脚及び後脚の少なくとも1つを折り畳めなくする安全装置を更に含む、請求項1に記載の簡易ベッド。
請求項15
前記簡易ベッドが、車輪付き運搬機に回動可能に接続された第二接触部材と、後脚に解放可能に係合される第二脚部解放部材と、第二接触部材と第二脚部解放部材を作動可能に接続したリンク部材とから構成される、第二脚部解放組立体を含み、前記接触部材の作動により前脚がフレームに対して折り畳めるように、前記脚部解放組立体が前脚に解放可能に係合し、前記第二接触部材の作動により後脚がフレームに対して折り畳めるように、前記第二脚部解放組立体が後脚に解放可能に係合する、請求項1に記載の簡易ベッド。
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